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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

カナダ下院「慰安婦」動議(2007.11.28 可決)

動議:オリヴィア・チョウ議員により上程 
下院の意見として次の動議を提出する

1.1930年代から第二次世界大戦中に、アジアと太平洋諸島を占領した間、日本帝国軍は性的奉仕のみを目的として若い女性を獲得することを公的に委任し、女性たちは慰安婦として知られており、

2.日本の公人が最近、彼女たちの苦難に対して政府の真摯な謝罪と反省を表明した1993年の河野洋平内閣官房長官の「慰安婦」に関する声明を薄め、あるいは無効にしようとする残念な願望を示し

3.1945年以来、日本は過去の行為を認め、償いをすることで進歩してきた。また数十年にわたって国連を通じての貢献を含めて国際平和と治安、開発に貢献し

4.カナダ・日本の同盟はアジア太平洋地域において共通の重要な利益と価値に基づいて継続する、これらには政治的・経済的自由、人権と民主制度を支援し、両国と国際社会の民の反映をゆるぎないものにし

5.それ故、カナダ政府は日本政府に対し1993年の河野談話の後悔の表明をおとしめるいかなる声明も断念すること、日本帝国軍のための「慰安婦」の性奴隷化や人身取引などは存在しなかったといういかなる主張に対しても、明確に公式に反論すべきであり、日本帝国軍が強制売春制度に関与したことに対する全責任をとるように励ますべきである、それには被害者全員に対する正式で真摯な謝罪を国会で表明することから和解の精神で被害者の問題と取り組むことまでを含む。