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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【韓国】慶尚南道梁山(ヤンサン)市議会の決議(2010.3.15 採択)

日本軍「慰安婦」問題解決要求決議文

私たち梁山市議会は、過去日帝強占期にわが国の多くの女性たちが日本軍の侵略戦争に「慰安婦」として動員され、人権を蹂躙された歴史を忘れておらず、日帝が敗戦してから65年が過ぎたてから今まで被害者たちの人権と名誉が回復されていないことに対して鬱憤を抑えることができない。

そして、この20年間日本軍「慰安婦」問題を解決するために力強く活動している被害者たちと諸民間団体の努力を積極支持し、各国の議会と各種国際機構まで公式的な謝罪と法的な賠償、そして正しい歴史教育を勧告し、また要求しているにもかかわらず履行していない日本政府に対して深刻な憂慮を表する。

私たち梁山市議会は生存している被害者が高齢である状況で、一日も早くその方たちに人類普遍の正義か生きていることを見せてさしあげ、過ぎた世紀にもたされた野蛮的歴史が真実と和解でもって清算されるよう願いならが25万梁山市民の意思を集めて次のように要求する。

1.日本政府は1930年の戦争から1945年の敗戦に至るまで日本帝国主義の軍隊がわが国とアジア太平洋地域の少女と女性たちを連行し日本軍性奴隷とした非人道的犯罪事実を公式認定と公式謝罪し、歴史的であり法的な責任を履行しろ。

2.日本政府は日本軍「慰安婦」被害者たちが一人でも多く生きているときに謝罪と賠償を実現することができるよう行政的、立法的制度を迅速に整備しろ。

3.日本政府は日本軍「慰安婦」と同じような類似犯罪の再発を防ぐために自国の歴史教科書に正しく記録し、現在と未来世代たちに教育しろ。

4.日本国会は日本軍「慰安婦」に対する真相究明と被害者に対する公式認定、法的賠償を実現させるための特別法を一日も早く制定しろ。

5.大韓民国政府は、この20年間国連と、米国、ヨーロッパ、アジアなど世界を回り日本軍「慰安婦」問題解決のために努力している被害者と民会団体の努力を支援し、日本政府が公式謝罪、法的賠償および歴史教科書への記録を履行するよう外交的、行政的努力をしろ。

このように私たち梁山市議会は日本軍「慰安婦」問題の速やかな解決を要求しながら、被害者たちの苦痛治癒と人権回復のための持続的な努力を誓うことを決議する。

2010年3月15日
梁山市議会議員一同

〔翻訳:挺身隊問題対策協議会〕