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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【韓国】江原道・原州(ウォンジュ)市議会の決議(2010.8.31 採択)

日本軍「慰安婦」問題解決を求める決議文

 原州市議会は、この20年間反人権的な日本軍「慰安婦」問題の対決のために国内外的な関心を呼び起こし活動してきた被害者たちと民間諸団体の努力を積極的に支持し激励を送る。

 この間、国連人権委員会、国際労働機構、国際アムネスティ、米下院などで数回にわたって、日本政府の公式謝罪と法的賠償、正しい歴史教育などを日本政府に勧告したにもかかわらず、日本政府は現在までこれに公式的な謝罪はもちろん、日本帝国の責任ある姿勢をとっていないことに対して深刻な憂慮を表明し、日韓間の過去問題の正しい解決のために日本政府が一日も早く国際社会の勧告を誠実に履行し、日本軍「慰安婦」被害者の名誉と人権回復に前向きな姿勢で臨むことを強力に要求し、次のとおり決議する。

1.日本政府は、1930年から1945年敗戦に至るまで、わが国とアジア太平洋地域の幼い少女と女性たちを強制的に日本軍の性奴隷にした反人権的・反倫理的犯罪の事実に対し、公式的に認め謝罪し、歴史的で法的な責任を履行することを求める。

1.日本政府は、日本軍「慰安婦」問題に対する過去を反省し、類似犯罪の再発を防ぐために日本の歴史教科書に正しく記録し、現在と未来の世代に教育することを求める。

1.日本国会は、日本軍「慰安婦」制度に対する真実究明と被害者に対する公式認定、法的賠償を実現させるための特別法を一日も早く制定することを求める。

1.大韓民国政府はこの20年間、国連と米国、ヨーロッパ、アジアなど世界を周り日本軍「慰安婦」問題解決のための努力している被害者と民間諸団体の努力を支援し、日本政府が公式謝罪、法的賠償および歴史教科書へ記録するよう外交的・行政的努力を行うことを求めながら、

 わが議会は、日本軍「慰安婦」問題が正しく解決され、被害者の名誉と人権が一日も早く回復されるよう持続的な関心と努力に努め、日本軍「慰安婦」被害者たちが経験した犠牲と苦痛が繰り返されないよう平和と人権を守ることの先頭に立つことを決議する。

2010年8月31日
原州市議会議員一同

(翻訳:韓国挺身隊問題対策協議会)