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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【韓国】光州(クァンジュ)広域市北区議会の決議(2010.9.3 採択)

日本軍「慰安婦」問題解決を求める決議文

 光州広域市北区議会は、日本軍「慰安婦」被害者たちの要求と国際社会の勧告を受け入れない日本政府と日本国会の態度に深刻な憂慮を表明し、一日も早く日本政府が国際社会の勧告を履行し、日本軍「慰安婦」被害者たちの名誉と人権を回復させるよう求める48万北区住民の意志を代弁し、次のとおり決議する。

 1.日本政府に、1930年から1945年の敗戦に至るまで、わが国とアジア太平洋地域の少女と女性たちを連行し、日本軍性奴隷とした反人道的犯罪事実に対して公式に認めて謝罪し、歴史的で法的な責任を履行することを求める。

 1.日本政府に、日本軍「慰安婦」被害者たちが一人でも多く生存されているうちに、謝罪と賠償を実現するよう行政的・立法的制度を迅速に準備することを求める。

 1.日本政府に、日本軍「慰安婦」と同じような類似犯罪の再発を防ぐため、日本歴史教科書に正しく記録し、現在と未来世代たちに教育することを求める。

 1.日本国会に、日本軍「慰安婦」制度に対する真実究明と被害者に対する公式認定、法的賠償を実現させるための特別法を一日も早く制定することを求める。

 1.大韓民国政府は、この19年間国連と米国、ヨーロッパ、アジアなど世界を周り、日本軍「慰安婦」問題解決のために努力している被害者と民間団体の努力を支援し、日本政府が公式謝罪、法的賠償および歴史教科書記録を履行するよう外交的・行政的努力することを求める。

 北区議会は、被害者および市民とともに、日本軍「慰安婦」問題が正しく解決され、被害者の名誉と人権が一日も早く回復されるよう持続的な関心を持ちと努力することを誓い、日本軍「慰安婦」被害者たちが経験した犠牲と苦痛が次世代には繰り返されず、平和と人権が保障されるよう記憶・教育することに尽力することを決議する。 

2010年9月3日
光州広域市北区議会議員一同

(翻訳:韓国挺身隊問題対策協議会)