会期: 2022年1月15日(土)~2022年11月末
中学社会科教科書から「慰安婦」に関する記述が消されるなか、2007年に安倍首相(当時)は「軍による強制連行はなかった」と発言しました。そこでwamでは、誰にでも解りやすい展示を目指し「中学生のための『慰安婦』展」を開催しました。好評だったこの展示は、第二次安倍政権下の2014年にもアップデイトして展示しました。
3回目となる今回の特別展は、教科書問題を“プラス”しています。
日本軍「慰安婦」については、1997年度から使われた中学社会科(歴史的分野) の教科書では7社すべてに記述がありました。それから25年、現在の記載はほんのわずかです。一方、高校の教科書では、1990年代半ばから多くの教科書で「慰安婦」が言及されてきました。高校の地理歴史・公民科の教科書は種類も多くて複雑ですが、「慰安婦」記述を徹底調査。執筆者や教科書会社の苦心の跡も見えてきます。
しかし、2021年4月、政府は高校の教科書もターゲットにするようになりました。
これまで教科書で「慰安婦」制度がどのように記述されてきたのかを確認し、記述の変遷から見える日本の教科書検定制度の問題点を伝えます。
展示室 日本軍「慰安婦」制度とは
展示壁 日本の教科書制度と日本軍「慰安婦」の記述