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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

5月13日~5月30日 緊急特別展「軍隊は女性を守らない―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」

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◆5月13日~5月30日 緊急特別展のお知らせ◆
「軍隊は女性を守らない―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」を展示します!
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新型コロナウイルス感染症、そしてウクライナ事態のなかで、様々な「記念日」にじっくり向き合う機会を失っているように感じます。そこで、wamでは5月13日から5月30日の2週間、「軍隊は女性を守らない―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力」のパネル展示を緊急特別展として実施することにしました。

この特別展は、沖縄の施政権が日本へ移行して40年の節目だった2012年、沖縄の女性たちとともに制作したものです。その後も米兵・軍属による性暴力事件は続き、自衛隊の南西諸島への配備はさらに強化されています。(第10回展示のご案内は→こちら)日本軍が沖縄で設置した140ヵ所を超える慰安所、米兵から性暴力を受けた女性たちの「沈黙の声」。展示が伝えるのは、「軍隊は女性を守らない」という生々しい事実です。

「暴力を振るうことを目的に、人間の殺し方を日夜訓練している軍隊のそばで、平和に生きていくことはできるのでしょうか」。この根源的な問いを改めて考えるためにも、短い期間となりますが、ぜひ足をお運びください。