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wam de art 桐谷夏子×文玉珠×森川万智子
桐谷夏子の朗読劇
『文玉珠――ビルマ戦線楯師団の「慰安婦」だった私』
森川万智子のトーク
『文玉珠さんは何を話し、私はどのように聴き取ったのか』
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文玉珠(むんおくちゅ)
1924年、大邸生まれ。満16歳のときに中国東北部に連行され、日本軍の「慰安婦」にされる。1年後に帰国したものの、1942年に食堂で働くとだまされてビルマへ。楯八四〇〇部隊に連れられて軍「慰安婦」として激戦地を「従軍」する。1945年4月頃、退却命令が出てタイへ移動、陸軍病院で看護婦となり敗戦を迎える。1991年12月韓国で2番目に「慰安婦」として名乗り出て、金学順さんらとともに日本政府を提訴。1996年10月72歳で死去。歌・舞踊など芸能の名手で、その「慰安婦」時代の記憶は、死後も次々と証明されている。
桐谷夏子(きりたになつこ)(劇団黒テント)
劇団黒テントの創立メンバーとして1970年代から数多くの演劇に出演・演出してきた。この3月には、佐藤信が14年ぶりに書き下ろした黒テントの新作『亡国のダンサー』にも出演。自由の森学園演劇講師、早稲田大学非常勤講師。森川さんとは旧知の友人で、文玉珠さんへの聞き取りや最初のビルマ訪問に同行、慰安所跡の建物を確認して歩いたこともある。文玉珠さんの朗読劇は韓国、東京で公演し、今回が3回目。
森川万智子(もりかわまちこ)(フリーライター)
ビルマに連行された文玉珠さんの軍事郵便貯金の払い戻し請求支援をきっかけに聞き書きを始める。1995年からビルマの現地調査を始め、合計15ヵ月の長期滞在をして200人以上の現地の人びとへの聞き取りと慰安所とされた建物の調査を行う。著書の『文玉珠 ビルマ戦線 楯師団の「慰安婦」だった私』(1996年、梨の木舎)で第16回「山川菊栄賞」(1997年)を、その後のビルマでの調査活動などで第20回「女性文化賞」(2017年)受賞。『ビルマ(ミャンマー)に残る性暴力の傷跡』(1998年)、その他映像作品も3本制作。