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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【11/15】wam de videoアルゼンチン・シンポ関連企画

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wam de videoアルゼンチン・シンポ関連企画
『沈黙は破られた―16 ⼈のニッケイ』
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⽇ 時:2018 年11 ⽉15 ⽇(⽊)18:00〜
場 所:wam オープンスペース
資料代:800 円(wam ⼊館料込)

軍事政権下のアルゼンチンにおける強制失踪の被害者に、日系人も含まれていたことは、長い間、知られていませんでした。なぜ語られてこなかったのか、誰が沈黙してきたのか、どのように沈黙が破られたのか。16 人の「失踪者」の家族や友人へのインタビューからは、日系コミュニティの中での温度差、語り始めるまでの一人ひとりの葛藤や決断がありありと伝わってきます。
映像の全編上映後、『沈黙は破られた』の日本での自主上映に携わる石田智恵さんのお話を伺います。

上映:『沈黙は破られた―16 ⼈のニッケイ』Silencio Roto: 16 Nikkeis
(パブロ・モジャーノ監督/カリーナ・グラシアーノ原案/70 分/2015 年/アルゼンチン)

トーク:⽯⽥智恵さん(早稲⽥⼤学法学学術院 専任講師)
早稲⽥ラテンアメリカ研究所所属。アルゼンチン⽇系移⺠コミュニティの調査中に⽇系失踪者家族会に出会ったことをきっかけに、「失踪者」の⽂化⼈類学的記述に取り組む。アルゼンチンの⼈権問題に現れる様々な「少数者の抑圧とその抵抗」のあり様を調査研究している。論⽂に「軍政下アルゼンチンの移⺠コミュニティと「⽇系失踪者」の政治参加」『コンタクト・ゾーン』第7 号(2015 年3 ⽉)など。