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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【予告:第18回特別展】中学生のための「慰安婦」展+教科書

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中学生のための「慰安婦」展+教科書

会期:2022 年1 月15 日(土)~2022 年12 月初旬

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2021年4月27日、日本政府は「いわゆる従軍慰安婦ではなく、単に『慰安婦』という用語を用いることが適切」との見解を発表し、5月18日には、文科省が中学の社会科、高校の地歴公民の教科書を出版する会社に対し、「訂正申請」のための「説明会」を開催、「従軍」を削除させようと政治介入を試みました。

3回目となる「中学生のための『慰安婦』展」では、教科書に関する展示を“plus”します!

今回は、中学だけでなく、高校の教科書まで範囲を広げて「慰安婦」記述のこれまでを調査。教科書の検定・採択制度と教科書をめぐるこれまでの歴史を振り返りながら、日本の教科書問題を考えます。展示では詳細に伝えられない教科書をめぐる課題は、セミナーで学んでいきます。ぜひご参加ください!

【主な展示内容】

日本軍「慰安婦」制度とは
・ 日本軍「慰安婦」制度の基本のキ
・ 各国・地域ではじめに名乗り出た被害者たち

日本の教科書制度と日本軍「慰安婦」の記述
・ 教科書ができるまで―検定・採択制度とは
・ 中学校・高校の教科書の「慰安婦」記述
・ 年表 近代「日本」の教科書をめぐる出来事