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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【10月10日】wam第14回特別展 特別セミナー

ビルマに連れて行かれた文玉珠さんの足跡
~日本軍占領期のビルマと日本軍慰安所~

日 時:10月10日(月・祝)14:00~
場 所:AVACO チャペル(wamと同じAVACOビル2階)
参加費:1000円(wam会員は900円、当日のwam入館料込)
*月曜日は休館日ですが、セミナー終了後、セミナー参加者向けに特別開館・館長ガイドを行います。
第14回特別展「地獄の戦場・ビルマの日本軍慰安所」では、例年の特別展連続セミナーに代えて、森川万智子さんと根本敬さんのお二人を迎え、特別セミナーを開催します。森川さんには、ビルマ調査の貴重な映像の上映も交えながら、文玉珠さんへの聞き取りを中心に、根本さんには日本軍によるビルマ占領期の歴史的背景を中心に話をお聞きします。
ゲスト紹介
森川万智子さん(フリーライター)
ビルマに連行された文玉珠さんの聞き取りと軍事郵便貯金の払い戻し請求支援をきっかけに、1995年からビルマの現地調査を始め、合計15ヵ月もの長期滞在をして200人以上の現地の人びとへの聞き取りと慰安所とされた建物の調査を行う。著書に『文玉珠 ビルマ戦線 楯師団の「慰安婦」だった私』(1996年、梨の木舎)、『ビルマ(ミャンマー)に残る性暴力の傷跡』(1998年)、その他映像作品3本制作。
根本敬さん(上智大学教員)
日本占領期を含むビルマの近現代史研究を専門とし、在日ビルマ人の民主化運動や生活支援の活動にも取り組む。著書に『抵抗と協力のはざま 近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』(2010年、岩波書店)、『物語ビルマの歴史 王朝時代から現代まで』(2014年、中公新書)、『アウンサンスーチーのビルマ 民主化と国民和解への道』(2015年、岩波書店)など多数。