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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【4/28】『花ハルモニ』出版記念シンポジウム~絵本で伝える戦争と暴力

20180428-flyerのサムネイル

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お 話:クォン・ユンドクさん 「花ハルモニ」と私たちの平和
スペシャル鼎談:クォン・ユンドク×田島征三×浜田桂子
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日 時:2018年4月28日(土)14:00~
場 所:アバコチャペル (wam と同じフロア)
参加費:1000円
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「アジアに対する侵略という苦い過去を見つめ、平和の大切さを絵本で世界の子どもたちに伝えたい」。日本の作家が中国、韓国の絵本作家に呼びかけ、日中韓で平和絵本を出版する計画が始まったのは2007年でした。しかし、予定していた11冊のうち、日本軍「慰安婦」をテーマにした『花ハルモニ』は、10年経っても日本では出版されないまま・・・。
2018年、クラウド・ファンディングで支援を得ながら、小さな出版社「ころから」が出版にこぎつけました。子どもたちに平和の大切さを伝えるために、絵本は何ができるのでしょうか?『花ハルモニ』の出版を記念して絵本作家が語り合います。

チラシ裏面

権倫徳(クォン・ユンドク)
1960年韓国京畿道生まれ。美術を通して社会運動に参加していた1995年、初の絵本『マンヒの家』を出版することで絵本作家の道を選ぶ。1998年から山水画、工筆画、仏画を学び、伝統美術の美しさを絵本に再現することを得意とする。現在、韓国を代表する絵本作家の一人として活躍し、これまで9作品を出版。日本軍「慰安婦」問題や済州道の4.3事件など歴史問題まで絵本のテーマを広げている。

田島征三(たしま・せいぞう)
1940年大阪府生まれ。幼少期を高知県で過ごす。多摩美術大学図案科卒業。1969年『ちからたろう』でBIB金のりんご賞、1974年『ふきまんぶく』で講談社出版文化賞絵本賞、1988年『とべバッタ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞推薦など日本を代表する絵本作家として活躍。日本、中国、韓国の絵本作家が競作する「日・中・韓 平和絵本」シリーズの呼びかけ人。

浜田桂子(はまだ・けいこ)
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。田中一光デザイン室勤務の後、子どもの本の仕事を始める。代表作に『あやちゃんのうまれたひ』、『てとてとてとて』、『ぼくがあかちゃんだったとき』、『へいわってどんなこと』などがある。『アンデスまでとんでった』などイラストエッセイ作家としても活躍。「日・中・韓 平和絵本」シリーズの呼びかけ人。
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絵本『花ハルモニ』は4月に発売予定!
作:クォン・ユンドク 訳:桑畑優香 出版:ころから
できたてホヤホヤのの日本語版を、会場で特別割引にて販売します!
定価1800円(税込1940円)のところ、なんと税込1700円!
ぜひこの機会にお買い求めください。
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関連企画:
wam de video 2018『わたしの描きたいこと』を5月12日に開催します。