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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【3.12】第18回特別展セミナー(2):齋藤一晴さん

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日中韓3国歴史教科書のとりくみ
何が議論になり、どう乗り越えたのか

日 時:2022 年3月12日(土) 14:00~16:30
お 話:齋藤一晴さん
参加費:1000 円
会 場:wam オープンスペース(定員20 名/予約制・先着順)

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2001年の「新しい歴史教科書をつくる会」による歴史教科書の出現は、歴史修正主義が強まる日本においても、とりわけ大きな衝撃を与えました。この事件をきっかけに、2002年、日中韓の研究者、教師、市民によって、共有すべき歴史認識の構築をめざした3国共通の歴史教材をつくる取り組みが始まり、その成果として出版された『未来をひらく歴史 東アジア3国の近現代史』(高文研、2005年)は大きな反響を呼びました。

日中韓の歴史教材をつくる取り組みはその後も継続し、『新しい東アジアの近現代史 上・下』(日本評論社、2012年)も出版されました。セミナーでは、この3国共通教材をつくる取り組みに深くかかわった齋藤一晴さんをお招きして、どのような歴史上のできごとが議論の的になり、どのようにそれぞれの歴史の見方の違いを乗り越えたのかなど、共通教材をつくる取り組みの実際を伺います。

【ゲスト紹介】
さいとう・かずはる:日本福祉大学教育・心理学部准教授。専門は東アジア近現代史、歴史教育。黒龍江大学に留学した経験から日中や日中韓の授業交流等を研究・実践している。著書に『中国歴史教科書と東アジア歴史対話―日中韓3国共通教材づくりの現場から』(花伝社、2008年)のほか論文多数。「子どもと教科書全国ネット21」運営委員。

*オンライン参加は後日オンデマンド配信のみになります。
*新型コロナの感染状況によって、セミナー開催方法に変更の可能性があります。

参加のお申込み:Google フォームからお申し込みください。wamの2022年1月~3月のイベントにまとめて申し込めます。