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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

wamフィリピン展同時開催・写真展(4月18日から)

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wamフィリピン展同時開催・写真展
「赤い家」の真実~ロラたちが撮ったマパニケ村~

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アジア太平洋戦争中の1944年11月23日、日本軍はフィリピン・ルソン島中部のマパニケ村を「ゲリラ討伐」の名目で襲い、村の男たちを拷問・虐殺した後、女たちを集団強かんしました。そして今、年老いたロラ(タガログ語で「おばあさん」)たちは重い口を開き、自らの体験を語ることで、戦争を知らない次の世代に語り継ごうとしています。
この写真展では、被害を受けたロラたち5名とその子や孫にあたる村の若者18名が参加して行われた「フォトボイス」というプロジェクトで撮影された写真を展示します。フィリピンの美しい田園風景など、色彩あざやかな写真をとおして、ロラたちの心の叫びを聞いてください。
【会 期】4月18日(水)~6月17日(日)のwam開館時間
【場 所】wamオープン・スペース ※入館料500円で見られます!
▼フォトボイス(Photovoice)とは…
写真を用いた参加型アクションリサーチのこと。参加者が写真を撮影し、それらに言葉を付けて、自らの経験やメッセージを伝えます。さらにその中から見えてくる問題をみんなで共有し、話し合い、解決方法を見つけていく手法です。
【主催】アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
【写真パネル提供・協力】関西学院大学人間福祉学部・武田丈(関西学院大学先端社会研究所助成)