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戦時性暴力、「慰安婦」問題の被害と加害を伝える日本初の資料館

【wam緊急セミナー(9/10)】関東大震災時の朝鮮人虐殺 ―そのとき、軍、警察、民衆は何をしたのか

★★wam緊急セミナー★★★  【転送・拡散、お願いします】


関東大震災時の朝鮮人虐殺―そのとき、軍、警察、民衆は何をしたのか
日 時:2017年9月10日(日) 13:30-15:30頃終了予定
場 所:wam内オープンスペース
参加費:800円(wam会員割引あり)
講 師:山田昭次(立教大学名誉教授)
『関東大震災時の朝鮮人虐殺―その国家責任と民衆責任』(創史社、2003年)
『全国戦没者追悼式批判―軍事大国化への布石と遺族の苦悩』(影書房、2014年)
『金子文子―自己・天皇制国家・朝鮮人』(影書房、1996年)ほか多数。
*資料準備の都合上、参加予定の方はwam@wam-peace.org までご一報ください。当日の参加も歓迎です。


小池都知事は市民団体が主催してきた関東大震災での朝鮮人虐殺の犠牲者追悼式への追悼文を拒否しました。そもそも自然災害の被害者と虐殺の犠牲者を同一視する態度に問題がありますが、この事件の背景には歴史を否定する勢力があることも見て取れます。
「朝鮮人の虐殺は民衆が行った」だけではありませんでした。とりわけ、当時の国家権力が虐殺行為を隠滅し、犠牲者数を把握させないために調査を妨害・弾圧したことはあまりにも知らされておらず、また軍隊や警察自体が虐殺をしたこともほとんど触れられません。
山田昭次さんは、研究者として、日本人として、関東大震災時の朝鮮人虐殺についての責任を果たすべく研究を重ね、「民衆責任」と「国家責任」を明らかにしてきました。被害者数についても、当時の調査はどのようになされたのか、複数の調査結果を比較して信憑性を検討していらっしゃいます。
隠蔽した当時者である国家が「被害者の人数」をめぐって歴史を否定しようとする常套手段は、日本軍「慰安婦」も南京大虐殺も一緒です。多くの方のご参加をお待ちしています。